イラン「対米政策は変わらない」 圧力に屈しない方針を強調

 【テヘラン共同】イランの最高指導者ハメネイ師が3日、米国の大統領選について「誰が当選しようが、イランの対米政策は変わらない」と述べ、米国の圧力には屈しない方針を強調した。国営テレビを通じて演説した。
 一方、ザリフ外相は米CBSテレビのインタビューで両国関係に関し「バイデン(前副大統領)陣営の主張の方がうまくいきそうだが、推移を見守る必要がある」と発言。イランは大統領選結果に影響は受けないとの建前を崩していないが、行方を注視している。
 ハメネイ師は演説で、米大統領選では両陣営が相手側に不正があると訴えているとして「米国は急速に弱体化している」と強調した。

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