ハードドラッグの非犯罪化を決定 米オレゴン州の住民投票、国内初

 【ロサンゼルス共同】米西部オレゴン州は3日に行われた住民投票で、コカインやヘロインなど「ハードドラッグ」と呼ばれる危険性の高い薬物について、少量の所持に限り、全米で初めて非犯罪化することを決めた。米メディアが伝えた。刑事罰ではなく治療などで対処することになる。
 支持派は薬物使用問題に対する社会認識の変化の表れだと歓迎。反対派は、薬物使用者が依存症に向き合わなくなると懸念を示している。
 日本では覚醒剤取締法で規制されるメタンフェタミンも対象となる
 所持者は刑事裁判にはかけられず、薬物依存の治療プログラムを受けるか、罰金を支払うことになる。

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