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連邦議会議員選で、上下両院初となる、同性愛者であることを公表している黒人男性候補2人が当選を決めた。両者ともに、貧困家庭で片親に育てられた、ニューヨーク州を代表する民主党議員。ニューヨークタイムズが4日、報じた。
リッチー・トレス氏は、父親がプエルトリコ出身で、同性愛者であることを公表している初めてのラテン系連邦議会議員の誕生にもなる。同氏は、ブロンクス区の低所得者用公営住宅で育った元高校教師。同性愛者であることを公表して2013年のニューヨーク市議会議員選に出馬し、当時、最年少で当選した。同氏の成功は、ウエストチェスター郡の弁護士、モンデイア・ジョーンズ氏が同性愛者の黒人として出馬する後押しとなった。ジョーンズ氏の選挙区は、市の北にある郊外、ロックランド郡とウエストチェスター郡の一部。住民の大半が白人で、所得中央値は年間10万8000ドル(約1115万円)。一方、トレス氏の選挙区は、住民の大半が黒人とラテン系のブロンクス区で、所得の年間中央値は3万1000ドル(約320万円)。
研究によると、米国の人口に占めるLGBTQの割合は4.5%で、そのうち12%を黒人が占めることから、人口を反映するには、議会には3人のLGBTQの黒人議員が必要だという。連邦議会には現在、白人7人、アジア人1人、米国先住民1人の合計9人のLGBTQ議員がいる。

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