7日午前11時30分ごろ、各メディアがバイデン前副大統領の当選確定を伝えた瞬間から、ニューヨーク市の街で車のクラクションや拍手と歓声が湧き起こった。
数十分後、マンハッタン区タイムズスクエアや5番街をはじめ、市の各地にマスクを着けた大勢の人が集まり、「悪夢が終わった」「(トランプ大統領は)出て行け」などと書かれたプラカードを掲げ安堵の表情で音楽を流し祝福。アパートの窓から顔を出し、星条旗を大きく振る人もいた。一方、市よりもトランプ大統領の支持者の多いロングアイランドの街では8日午前、平常通りの様子で静かな週末を過ごす人の姿が見られた。