デブラシオ市長は10日、緊急医療サービス(EMS)と精神医療の専門家による新たなパイロットプログラムを立ち上げ、精神疾患に関わる911への通報に対応すると発表した。2021年2月から開始する。
現在ニューヨーク市では市警察と市消防局が精神疾患に関わる全ての通報に答えているが、このプラグラムは通報が多い地域に限り、警察ではなく精神科医や心理学者などの専門家が911に対応することになる。武器やリスクが伴う場合にのみ、警察も加わるという。市長は記者会見で「あらゆる通報に医療的側面から解決することを強化する」と述べた。