NY市のアジア人差別撤廃を啓発 パブリックアートを展示

 ブルックリン区アトランティック・アベニュー・バークレイズセンター駅構内に、コロナ禍のアジア人差別や人種差別の撤廃を啓発するパブリックアート「I Still Believe in Our City(私たちの街をまだ信じている)」が展示されている。

 この展示は同市人権委員会が主催し、神経科学者でアーティストのアマンダ・フィンボディパッキヤさんにより制作された。アジア系の人の肖像画と共に「私はあなたを病気にしない」など、人種差別の撤廃を訴えかけるキャッチコピーが色鮮やかに描かれている。

 同市人権委員会に報告された今年2月から7月までのアジア人差別や偏見、嫌がらせは184件と、前年同期より7倍増加している。

Yurika Fukagawa / 本紙
Yurika Fukagawa / 本紙
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