ニューヨーク市の公立学校は19日から、新型コロナウイルスの感染者が増加したことを受けて一時的に全てを遠隔授業に移行したが、同州のカトリック系学校は学校を閉鎖せずに対面授業を続けると発表した。amニューヨークが同日、報じた。
同州教区の172校とブルックリン教区の69校は9月から週5回対面授業を実施。生徒や職員の感染対策は厳格に行なっているという。11月初旬にスタテン島の一部地域の陽性率が5.2%に達したため、同教区の学校を閉鎖した。
同州大司教区の代表、マイケル・ディーガンさんは「カトリック系の学校は公立学校とは別に独立で運営している」とし「規制はあくまでも公立学校を対象にしたもの」と訴えた。感染対策や学校閉鎖について州保健局や知事と相談しながら独自に判断すると表明している。