ニューヨークで初めての黒人市長を務めたデイビッド・ディンキンズ氏が23日、マンハッタン区の自宅で、93歳で死去した。死因は明らかになっていない。各メディアが同日、報じた。
1990年から3年間、人種、宗教間の融和や犯罪防止、低所得者向けの住宅建設に取り組んだ。妻のジョイス・ディキンズ氏も10月に89歳で死去していた。 民主党のディンキンズ氏と市長選挙で争った共和党のルドルフ・ジュリアーニ元市長は、訃報の数時間後「彼は人生の大部分をこの素晴らしい都市に捧げた」とコメント。
デブラシオ現市長は「この街を良い方向に導き素晴らしい人物だった」と話している。