地面崩れてけがした男性、建物の所有主を提訴 ブロンクス区、ネズミまみれの巣穴に落下

 ブロンクス区で10月下旬、突然コンクリートの歩道が崩れネズミの巣穴に落下して負傷した男性が、近くの建物の所有主に対して同区最高裁判所に提訴した。各メディアが2日までに報じた。

 同区3番街183丁目の路上で10月下旬、レナード・ショルダーズさん(33)がバスを待っていると突然地面が崩れ、約3.6メートル落下した。落ちた先にはネズミの巣があり、しばらく体中を大きなネズミが這っていたという。ショルダーズさんは駆けつけた市消防局(FDNY)により、30分間かけて救助された。背中を骨折して約1ケ月間、足や手が麻痺した他、強いトラウマを抱えた。

 ショルダーズさんは、事故が発生した原因は現場近くの建物の所有主の維持管理に不注意や無謀、過失があったとして11月30日に裁判所に提訴。現場付近は現在、フェンスで囲われ、通行止めとなっている。

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