日産、米の排ガス訴訟から離脱 バイデン氏意識し政権支持撤回

 【ニューヨーク共同】トランプ米政権とカリフォルニア州が争っている自動車の排ガス規制訴訟を巡り、政権を支持し訴訟に加わった日産自動車やゼネラル・モーターズ(GM)が7日までに、一転して離脱を表明した。バイデン次期大統領は電気自動車推進による大規模な雇用創出などを掲げ、環境規制の強化も目指しており、政権移行をにらんだ動きだ。
 ロイター通信によると、日産は4日、「自動車業界とバイデン次期政権、カリフォルニア州の間で、建設的な対話が行われ、(排ガス規制の)統一基準を打ち出すことができると確信している」との声明を出した。

日産自動車グローバル本社=6月、横浜市(共同)

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