テスラCEO活動拠点テキサスに 「聖地」シリコンバレーを離れ

 【ニューヨーク共同】米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、自身の活動拠点をテキサス州に移した。同州に新設予定の工場の業務などに集中するため、ベンチャーの聖地であるカリフォルニア州のシリコンバレーから離れた。8日の米紙ウォールストリート・ジャーナルとのインタビューで明らかにした。
 シリコンバレーはかねて住宅価格や人件費が高騰。新型コロナウイルスの流行で在宅勤務が一般化し、立地を見直す企業が相次いでいる。マスク氏も脱シリコンバレーを鮮明にしたことで、技術連携拠点としての優位性が低下する可能性もある。

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