【ニューヨーク共同】米グーグル傘下の動画サイトのユーチューブは9日、米大統領選で不正があり、結果が変わったと主張する動画を削除する方針を発表した。開票結果が確定するまでは異論を主張する動画を認めていたが、8日が選挙を巡る各州の紛争の解決期限で、結果が認定されたためとしている。
ユーチューブは、具体例として「広範囲にわたるソフトの不具合や集計の間違いがあり、ある大統領候補が勝利したと主張する動画」を挙げた。今後数週間で対応を強化するとしている。
共和党のトランプ大統領は選挙不正を主張して敗北を認めておらず、法廷闘争を続けている。