食材として使われなくなったカキ5万匹を放流 飲食店閉鎖の影響

 コロナ禍にニューヨーク市の多くの飲食店が閉鎖したため、食材として使われなくなった5万匹のカキがこのところ、ロングアイランドのオイスターベイ港に放流された。CBSが15日、報じた。
 放流は環境保護活動家らによって行われた。専門家によると、カキを含む軟体動物は水をろ過する役割を果たすため、環境にも優しい。また、近頃のカキの不漁を解消するのにも役立つという。ナッソー郡オイスターベイ地区選出のジョセフ・サラディノ議員(共和)は「母なる自然にホリデーギフトを贈った気分だ」とコメントした。

写真はイメージ

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