飲食店主らがコロナ関連の規制変更を要求 NY市長や知事らに

 14日から店内飲食が禁止となったニューヨーク市で、数百件の飲食店経営者のグループが既存のコロナ関連のガイドラインの変更を求めている。イーターが15日、報じた。
 飲食店連盟のブルックリン・アライド・バーズ・アンド・レストランズ(BABAR)は、午後10時以降の店内飲食およびアルコールのテイクアウト、配達の禁止の撤回、バリアを1万から2万ポンドの砂または土で満たすといった屋外席構造要件の修正、店を再開または閉鎖するための詳細な基準の提供の義務付け、一貫した方法で施行を実施できるようさまざまな市や州の機関間でデータを共有することなどを求めている。また、店内飲食禁止の基準となる同州が発表した過去3ケ月の感染データによると、感染の約74%が個人的な集まりによるもので、レストランやバーでの感染はわずか1.4%であることが判明しているため、市のより多くの業種で感染追跡をするよう求めている。同連盟の幹部であるアンディー・マクドウェルさんは、「これにより、バーやレストランに課せられた規制が、他の業界と比較してどれほど厳しいものであるか、知事と市長が再考するのに役立つだろう」と述べた。同連盟のメンバー数は、パンデミック前の250人から過去6ケ月で500人以上に倍増している。
Yurika Fukagawa / 本紙

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