【ニューヨーク共同】米証券取引委員会(SEC)は17日、「取引手数料無料」を売りに急成長した米新興インターネット証券ロビンフッド・ファイナンシャルが、制裁金6500万ドル(約67億円)を支払うことで合意したと発表した。ロビンフッドが顧客に収入源を適切に開示していなかったと判断した。
SECによると、ロビンフッドは2018年後半まで、トレーディング会社に顧客の注文を回送することで収入を得ていることをサイトで説明していなかった。取引の質が競合他社と比べて劣り、無料の手数料を考慮しても顧客は3410万ドルを奪われたとしている。