バイデン氏、気候変動を優先へ 「危機的な状況にある」

 【ワシントン共同】バイデン次期米大統領は19日、東部デラウェア州ウィルミントンで演説し、気候変動問題について「危機的な状況にある」と述べ、優先課題として取り組む考えを改めて表明した。新政権の気候変動対策チームを紹介し、温暖化対策の枠組み「パリ協定」に復帰して脱炭素社会の実現に向けた投資を加速すると語った。
 バイデン氏は電気自動車(EV)普及に努める考えも表明。トランプ政権による車の燃費規制の緩和を「労働者より大企業を選んだ」と批判し、「新たな野心的な基準を設定する」として環境規制強化に意欲を示した。

バイデン次期大統領(Photo: Gage Skidmore / www.flickr.com/photos/gageskidmore/48651032061)

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