社会学者エズラ・ボーゲル氏死去 日本の高度成長で勤勉さを評価

 【ニューヨーク共同】日本の高度経済成長は年功序列の社会制度や勤勉さが要因だと分析した1979年のベストセラー「ジャパン・アズ・ナンバーワン」で知られる米社会学者で、ハーバード大名誉教授のエズラ・ボーゲルさんが20日、東部マサチューセッツ州ケンブリッジの病院で死去した。90歳だった。同大関係者が明らかにした。
 ボーゲルさんは30年、中西部オハイオ州生まれ。ハーバード大で博士号取得後、教授に就任し、東アジア研究センター所長などを歴任。
 頻繁に訪日し、米国でも有数の日本通として知られた。皇后さまが高校、大学時代に米国で過ごした際にも親交があった。

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