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ニューヨーク州内の医療従事者に対するコロナワクチンの接種は今週初めまでに、供給数量の46%。接種をちゅうちょしたり拒否したりする場合もある。ゴッサミストが6日、報じた。
「想定外だ」と驚きを隠せないのは、ブルックリン区内に3軒の病院を経営するワン・ブルックリン・ヘルスのラレイ・ブラウンさん。「医療関係者は日々、コロナ禍に直面しており、ワクチンを歓迎するかと思っていた」。全米の医療従事者を対象に行った調査では、29%が「接種を受けない」と回答。マウントサイナイ病院システムは「接種率は部署により25〜65%。緊急治療部門は高い」と報告している。
理由はさまざまだ。市公共医療システムCEOのミッチェル・カッツ医師は「コロナに関するガイダンスは猫の目のように変わってきた。科学に対し懐疑的になるのも理解できる」。ノースウエル・ヘルスのウイリアム・ロー医師は「『モルモットになりたくない』という声を聞いた」。すでに感染して抗体ができていると考えている医療従事者もいる。だが、米疾病予防管理センター(CDC)は、感染経験者にもワクチン接種を勧めている。医療機関では、ポスターやタウンホール形式の会合、1対1の話し合いを通じ、ワクチン接種を呼びかけていくという。

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