【ワシントン共同】米国のバイデン次期大統領は7日、司法長官に穏健リベラル派のメリック・ガーランド連邦高裁判事を指名すると発表した。米メディアによると、商務長官に東部ロードアイランド州のジーナ・レモンド知事、労働長官にマサチューセッツ州ボストンのマーティン・ウォルシュ市長を充てる方針。主要閣僚の人選を終え、次期政権の陣容が固まった。
5日に行われた南部ジョージア州での連邦上院決選投票の結果、民主党の多数派奪還が確実となり、上院の承認が必要な閣僚の人選が一気に加速したもようだ。
ガーランド氏は16年に最高裁判事に指名されたが共和党が審議を拒んだ経緯がある。