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コロナ禍を避け、市内から脱出したニューヨーカー。しかし、「戻りたい」と弱音を吐く疎開者が続出している。ウォール・ストリート・ジャーナルが12日、報じた。
フロリダ州タラハセに住むクリスティーナ・レイ・スタントンさん(51)もその1人。マンハッタン区に27年間住み、ツアーガイドをしていたが、昨年9月にタウンハウスを購入して夫と移り住んだ。「この辺の人たちは家族で集まることが多い。子どもがいない私たちはどうしたらいいの」とカルチャーショックに戸惑い気味。「急進派だと思われて、発言には注意している」とも。状況が落ち着いだら、ニューヨーク市内に戻ることを考えている。
昨年夏、ブルックリン区レッドフックからニュージャージー州ホープウェルタウンシップに家族と引っ越したジョッシュ・アッペルバルムさん(34)も「ニューヨーク市の地下鉄の遅延がなつかしい」と、いまだに市内のラジオ局の交通情報に聞き耳を立てる。シェフのジョン・ドハティーさん(62)は、レストランを閉鎖して、10月にマンハッタン区からハドソン川の対岸のウエストニューヨークに家族で移った。その後も自ら設立した非営利団体があるマンハッタンに通う。郊外の生活といっても近くを散歩する程度。「大都会がホームだ」と、戻る日を心待ちにしている。

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