FBI、議会襲撃参加者を次々に逮捕 BK区地裁判事の息子やMTA職員も

 連邦捜査局(FBI)はこれまでに、6日に起こった連邦議会襲撃の参加者約170人を逮捕した。その中には、ニューヨーカーも複数含まれている。ニューヨークタイムズが13日、報じた。

 アーロン・モストフスキー容疑者(34)はブルックリン区州地裁判事の息子。警官用の防弾チョッキと毛皮という姿で「大統領選挙はごまかしだ」と発言。政府所有物窃盗の疑いが持たれており、10年までの禁固刑に処せられる可能性がある。バイデン次期大統領の当選が確実になった昨年11月7日には「いつ、どこで抗議と反乱を起こそうか」とフェイスブックに投稿したが、弁護士は関与を否定している。

 ニューヨーク州都市交通局(MTA)職員、ウイリアム・ぺぺ容疑者(31)は、不法侵入と治安紊乱行為の疑い。 1万ドルの保釈金を積んで釈放されたが、GPSモニター装着を義務付けられ、夜間外出や首都ワシントンへの訪問を禁じられている。病気と偽り、襲撃に参加。現在、無休の出勤禁止処分を受けている。MTAは懲戒処分の調査中で、免職の可能性もある。

 この他、デブラシオ市長に罵声を浴びせたことで知られるスタテン島の扇動者、辞任せざるを得なくなったアップステート、マルタのゾーニング委員会委員、バッファロー市の反マスク着用活動家もいる。

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