ニューヨーク州は、ワクチン接種の対象を65歳以上の高齢者や既存症を持つ人、医療従業員などの約200万人に拡大しているが、供給不足のためその多くが接種をすぐに受けらない状況となっている。ニューヨークタイムズが14日、報じた。
接種を受けるためには市のウェブサイトに登録する必要があるが、登録をしても「順番待ち」「空きがない」などと表示され、「いつまでたっても接種が受けられない」と困惑する声が相次ぐ。デブラシオ市長も13日「連邦政府からの供給量を増やさなければ、数週間後にワクチンが尽きる」と警告。
一方、州では今週、ジェイコブ・ジャビッツ・センターをやシラキュースなどに専門施設を続々とオープンし、接種の迅速化を図っている。