「地下鉄はそれほど 危険ではない」? NYPD交通警官が主張

 ニューヨーク市警察(NYPD)の交通警官は21日の記者会見で、地下鉄駅構内で犯罪が多発し、利用を不安に感じる人が増加していることに対して「地下鉄は思っているほど危険ではない」と主張した。ニューヨークポストが21日、報じた。

 NYPDによると、昨年12月に起きた地下鉄駅や車両内での犯罪は19年の同時期と比べ、56%減少。しかし、同期間の利用客は70%減少しており、犯罪数の減少と見合っていない。 さらに昨年11月からは、人を線路に突き落とす事件が6件発生。しかし重罪事件は32%減少しており、同警官は突き落とし事件の多発について「最近懸念されている治安の悪化とは関係ない」と述べた。一方、同州都市交通局の暫定局長は、地下鉄を警備する警官を増員するよう繰り返し市に求めている。

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