RELATED POST
ニューヨーク市警察(NYPD)は21日、ブルックリン区ブラウンズビルの高齢者向け公営住宅カーター・G・ウッドソンハウスに住む黒人女性3人を殺害した疑いで、同住宅に住む男を逮捕したと発表した。ニューヨークタイムズが同日、報じた。
6E号室に住むロドニー・ハリソン被告(66)は2015年11月、親しくしていた6M号室に住むマートル・マッキニーさん=当時(82)=を、19年4月には、11C号室のジャコリア・ジェイムスさん=当時(83歳)=を、今月15日には、6A号室のジュアニータ・カバレロさん=当時(78歳)=を殺害した疑いで同日、起訴された。マッキニーさんが死亡した際、鍵がなくなり、その週末に銀行から800ドルが引き出されていたが、警察はこれを無視し、うっ血性心不全として処理していた。その後、葬儀屋が、マッキニーさんの首に刺し傷があるのを見つけた。被害者の遺族や政治家は、手抜き捜査と組織的人種差別があったとして、警察を非難。一部の遺族は、警察を提訴又は提訴の準備を進めている。また、監視カメラの増設や武器を所持する警備員の配置など、同住宅の警備の強化を求めた。関係者によると、15年の捜査で、同被告の名前が容疑者として浮上したが、証拠不十分のため起訴に至らなかった。同被告は、3件の殺人を認めているという。

>>> 最新のニュース一覧はこちら <<<
RECOMMENDED
-
アメリカのスーパーの食材に「危険なレベル」の残留農薬、気をつけるべき野菜や果物は?
-
生ごみのコンポスト義務化、守られず ごみ分別違反に4月1日から罰金
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
アメリカでいちばん人気の犬の名前は「ルナ」 3年連続でトップ、日本名との違いは?
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
実は面白い “トレジョ” のアート、ディスプレイからパッケージまで「気が付かないのはもったいない」
-
無料で雑誌「The New Yorker」の世界にどっぷり浸れる、今行くべき展覧会
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NYのクイーンズに巨大な「エンタメ施設」が誕生、フードホールにライブ会場も 総工費は約80億ドル
-
NYの水道水にまさかの事実 塩分濃度が3倍に、向こう30年で許容量を超える懸念