米ロクシタン破産申請 実店舗の売上減で

 フランスの化粧品大手、ロクシタングループの米国法人が26日、連邦倒産法第11条をニュージャージー州の裁判所に申請したことが明らかになった。各メディアが同日、報じた。

 同グループによると、新型コロナウイルスの影響でオンラインショッピングの需要が加速したことにより、実店舗での業績が悪化。家賃滞納額が約1500万ドルに上ったため、リース債務の免除を求めて破産申請した。

 ロクシタンは1995年にマンハッタン区ミッドタウンで米国法人を創業して以来、全米で166店舗を展開。今後、そのうち29店舗を閉鎖する予定だという。

マンハッタン区フラットアイアンの店舗は25日に閉店した。26日午後撮影(Photo / 本紙)

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