ニューヨークの芸術家集団が、ロサンゼルス市内の目抜き通りであるサンセットブールバードに設置した看板が話題を呼んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、NYからLAに逃れた人たちに対し「ニューヨークは死んだ 帰ってくるな」との目を引くメッセージが描かれていると、ニューヨーク・ポストなどが報じている。
看板を掲げた集団の創設者サマラ・ブリスさんは、取材に「私たちはあなた方がいなくても大丈夫。NYは脂肪をそぎ落とした」と述べ、去った人々への皮肉を込めたとしている。
一方で「残った人たちへのラブレターという意味もある」と強調。「本当に伝えたいのは『NYの芸術の炎は健在だ』ということだ」と話している。