ニューヨーク州のクオモ知事は27日の記者会見で、感染者と入院患者数の増加がおさまり始めたことを受け、市内の飲食店の屋内営業の再開を検討していると述べた。さらに一部地域の規制解除を発表した。
知事は同日「飲食店を閉めることが、従業員や事業主にとっていかに難しい問題であるか、理解している」と述べ、昨年12月初旬から中止していた市内の屋内営業を、ホリデー期間が終了したことに伴い、入場者数を25%にすることを条件に再開すると示唆。デブラシオ市長や保健局と協議後、詳細を今週中に発表するという。また知事は、学校や企業の閉鎖、集会を禁じるマイクロクラスターゾーンに指定された地域の規制を解除すると発表した。感染者の増加が続くブロンクス区とクイーンズ区の一部地域やワシントンハイツ、州北部のニューバーグなど5ケ所は除かれる。