セントラルパークで27日、シロフクロウが約130年ぶりに現れ、話題となっている。
市内で珍しい野鳥の目撃情報をツイッターで発信する「マンハッタン・バード・アラート」は同日午前、セントラルパークのノースメドウ球場に大きなシロフクロウが発見されたと報告。ニューヨークタイムズによると、同フクロウは北極圏のツンドラに生息しており、同市で目撃されたのは1890年の冬以来、初めて。珍しいフクロウの登場に、同球場には約100人が集まり観察した。野鳥観察家や野生生物保護団体からも「歴史的な出来事」「非常に珍しい」との声が寄せられた。マンハッタン・バード・アラートによると、シロフクロウは冬になると南に渡る習性を持ち、稀に都市部の空港やビーチに現れることがある。同公園の球場を「ビーチと間違え可能性がある」と指摘している。