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【武漢共同】新型コロナウイルスの起源解明のため中国湖北省武漢市を訪問中の世界保健機関(WHO)の国際調査団は29日、市内の視察を開始した。2月前半までとみられる滞在中に、初期症例の多くが接点を持つ「華南海鮮卸売市場」や、中国科学院武漢ウイルス研究所なども訪問する。中国側がどの程度情報開示するかが焦点だ。
調査団は29日午後、滞在先のホテルを出発し、市内の病院を訪問した。午前中には中国側の専門家らと対面協議。団員の1人はツイッターで、調査日程を打ち合わせていると明らかにした。
調査団は卸売市場での野生動物の取引状況を把握し、感染者への聞き取りも進める。
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