学長発言巡り外部調査へ

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 旭川医科大(北海道旭川市)の吉田晃敏学長が、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した市内の病院を中傷したとされる問題で、大学の学長選考会議が外部調査を依頼する方針を固めたことが1日、関係者への取材で分かった。

 吉田学長は新型コロナの軽症患者の受け入れを巡り、大学病院の古川博之病院長(当時)に「受け入れるならおまえがやめろ」などと発言したことも発覚しており、一連の問題に関する調査を外部の有識者に依頼する。

 大学はクラスター発生病院を中傷したとされる発言を外部に漏えいしたとして、古川氏を1月25日に解任した。