未成年者にわいせつ写真やビデオを要求  十代になりすました警官起訴

 十代の少年のふりをして、オンラインで知り合った未成年者46人以上から、わいせつな写真やビデオを取得していたニューヨーク市警察(NYPD)の警官が28日、児童ポルノ防止法違反の疑いで、ロングアイランドの連邦裁判所に起訴された。ニューヨークタイムが同日、報じた。
 2018年からNYPDに勤務し、ブルックリン区イースト・ニューヨークの第75分署に所属するカーマイン・シンプソン被告(26)は、自分が17歳であると偽って、13歳から17歳までの未成年者とツイッターで連絡を取り合い、ポルノ写真やビデオを作成して送るよう要求していた。フィルターをかけて若く見せた自分の写真を未成年者に送ることもあった。未成年者に対し、卑猥な言葉や同被告の名前をサインペンで身体に書くよう指示したり、特定の性行為の写真やビデオを要求するなどした。未成年者へのコメントに暴力的な言葉を使い、ナイフを喉に突きつけるなど、性行為に銃やナイフを用いるのが好きだと話すこともあった。ベルトで首を絞めるなど、自虐的なビデオや写真を求めることもあった。被害者のほとんどは少女で、少なくとも33本のビデオと18枚の画像を送っている。同被告は起訴され、無給の停職処分を受けた。市では過去2年間に、6人以上の警官が、未成年者に対する性的犯罪で起訴されている。
写真はイメージ

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