2021.02.03 その他記事

殺人罪被告の勾留取り消し

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大阪地裁

 大阪市平野区で昨年、当時生後7カ月の三女を市営住宅の踊り場から落とし殺害したとして、殺人罪に問われた母親民谷瞳被告(37)の裁判員裁判で、大阪地裁が判決前に被告の勾留を取り消す決定をしたことが3日、地裁への取材で分かった。殺人罪で起訴された被告の勾留が公判中に取り消されるのは異例。

 公判は1月19日に結審し、検察側は懲役5年を求刑。同22日に裁判員1人の新型コロナウイルス感染が判明し、地裁は同26日に予定の判決期日を2月18日に延期した。

 被告の弁護人が1月27日に勾留取り消しを請求し、同日地裁が決定を出した。理由は「回答できない」としている。

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