2021.02.04 その他記事

ミャンマー与党幹部、大半が拘束

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4日、ミャンマー・マンダレーで国軍に抗議する人たち(ロイター=共同)

 【ヤンゴン共同】ミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏が率いる与党・国民民主連盟(NLD)の最高幹部の大半が、国軍に依然拘束されていることが4日、分かった。解放された最高幹部の1人が共同通信の取材に明らかにした。拘束されているのはスー・チー氏や大統領だったウィン・ミン氏ら16~17人で、解放に向けて国際的な支援を訴えている。

 1日にクーデターで実権を掌握した国軍は、首都ネピドーでスー・チー氏やNLD議員らを拘束。3日までに議員ら約400人を解放したが、最高幹部の大半は国軍の監視下に置かれている。

 取材に応じたのはアウン・チー・ニュン上院議員(69)。

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