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2019年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われ、東京地裁で懲役1年4月、執行猶予5年の判決を受けた河井案里前参院議員(47)=自民離党=の有罪が5日確定した。案里前議員、検察側とも、期限の4日までに控訴しなかった。同法の規定で刑の執行が猶予される5年間、公民権が停止される。
案里前議員は3日に「判決内容には納得しかねる。金員で人の心を買うことはできない、というのは私の信念で、有権者を裏切るようなことは決してしていない」とコメントを発表。一方で「争いを長引かせ混乱を生じさせるのは本意ではない」と控訴しないとした。
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