在米有力メディアが一斉に批判 森会長発言、開催の行方に影

 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」と発言した問題を巡り、ニューヨークタイムズなど在米有力メディアは3日、一斉に批判した。五輪放映権料の約半分を担うNBCを抱え、五輪に大きな影響力を持つ米国でも大きく報じられたことで、開催の行方にも影を落としそうだ。  ニューヨークタイムズは「コストの高騰や国内世論の反対に加え、新たに激しい怒りに直面した」と強調。辞任を求める声がツイッターで強まっていると伝えた。  ワシントンポストは、続投意向を示した森氏を「自分の立場に安住しているように見えた」と報じた。

新国立競技場とオリンピックのエンブレム(Photo : Kazuyoshi Konishi)

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