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【ニューヨーク、ヤンゴン共同】国連のブルゲナー事務総長特使(ミャンマー担当)は、ミャンマー国軍によるクーデターを巡り、ソー・ウィン国軍副司令官と電話会談して「国軍の行為を強く非難」し、アウン・サン・スー・チー氏ら「拘束されている人々の即時解放」を求めた。ドゥジャリク事務総長報道官が5日の記者会見で明らかにした。スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)は5日、同氏解放などで国連に協力を要請した。
電話会談は4日夜から5日にかけて実施。ドゥジャリク氏は、国軍のクーデター以降、国連として国軍との初の接触だったと指摘し「非常に重要な会話だった」と述べた。