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【ヤンゴン共同】ミャンマー国軍のミン・アウン・フライン総司令官は8日、国営テレビで演説し、全国で広がる抗議デモを念頭に「感情に任せず、事実を重視するよう求める」と述べ、参加者をけん制した。総司令官の演説は1日のクーデター後初めて。デモには直接言及しなかった。
総司令官は昨年11月の総選挙で不正があったと改めて主張、クーデターを正当化した。また国軍は憲法に従っており、1年を予定する非常事態宣言の終了後、再び選挙を実施すると強調。勝利した政党に権力を移譲すると約束した。