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名古屋市で2018年2月、同市中区の岡田亮祐さん=当時(28)=を誘拐して殺害し、遺体を焼却したとして、殺人や死体損壊などの罪に問われた元人材派遣会社社長野間裕司被告(33)は8日、名古屋地裁(斎藤千恵裁判長)の裁判員裁判初公判で起訴内容の認否を黙秘した。弁護側は無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で「仕事でトラブルになった岡田さんを恨み、犯行を計画した」と指摘。共謀したとされる男らに誘拐を指示し、刃物や殺害場所などの準備を進めたと主張した。
弁護側は「犯行は男らによるもので、共謀もしていない」と反論。殺害も、男らの暴行が原因の可能性があるとした。
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