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2021.02.08 その他記事

日本画巨匠の偽版画が流通か

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左から平山郁夫氏、東山魁夷氏、片岡球子氏

 日本画の巨匠、平山郁夫や東山魁夷、片岡球子らの絵画を基にした偽作の疑いがある版画が流通していることが8日、関係者への取材で分かった。警視庁は昨年12月、著作権法違反容疑で関西地方の関係先を家宅捜索し、偽作とみられる複数枚を押収した。

 捜査関係者によると、昨年11月ごろ、関係者から「有名画家の版画の偽物が出回っている」と相談があり、捜査を始めていた。外部の鑑定機関に依頼し詳しく分析している。

 そごう・西武は8日、2009~20年に、偽作の疑いがある日本画の版画10図柄を計71点販売していたと発表した。販売額は計約5500万円に上る。

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