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【ブリュッセル共同】KLMオランダ航空は8日、二酸化炭素(CO2)と水と電気で作った合成燃料を通常の燃料に混ぜて、アムステルダム発マドリード行きの旅客機を1月に運航したと発表した。KLMによると、この合成燃料を使った旅客便飛行は世界初。航空機の脱化石燃料化に向け、一歩前進した。
航空燃料を巡ってはバイオ燃料の実用化が進んでいるが、原料の使用済み食用油などが大量に必要になるといった課題がある。KLMのエルバース最高経営責任者(CEO)は「化石燃料から持続可能な代替燃料への移行は、業界最大の課題の一つだ」と話した。
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