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東京電力ホールディングスが10日発表した2020年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比11.5%減の4兆1039億円、純利益が70%減の1304億円だった。新型コロナウイルスの流行や新電力との競争激化により販売電力量が落ち込んだ。前年に廃炉関係の交付金で特別利益を計上した反動もあり、大幅減益となった。
21年3月期の通期予想は、引き続き非開示とした。
大槻陸夫常務執行役は東京都内で開いた決算説明会で、寒波の影響は「電力が売れた増益要因も、市場から高い値段で電力を買ったマイナスもあり一概に言えない」と説明した。
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