2021.02.10 その他記事

潜水艦乗員の意思疎通に問題か

Published by

 海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が高知県足摺岬沖で民間商船と衝突した事故で、潜水艦が海中から浮上する際の艦内の報告や指示が不適切だった可能性があることが10日、政府関係者への取材で分かった。海自は、潜水艦の航行で最も危険とされる浮上での安全確保のため、周囲の船舶を多重にチェックする手順にしている。第5管区海上保安本部(神戸)や海自の事故調査委員会は当時の艦内のやりとりを調べる。

 潜水艦は浮上の際、複数の確認手段が決められているため、途中に一つミスがあっても、事故に発展する可能性は低い。今回は海面近くまで上昇して相手船を発見。よけきれずにぶつかっている。

RELATED POST