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【ワシントン、ロンドン共同】日米欧の先進7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁は12日開いたテレビ電話会議で、新型コロナウイルス対応などでの結束を確認した。国際協調を掲げるバイデン米政権の発足後、初めての財務相会議。景気回復や気候変動など山積する難題解決に向け、G7が世界を主導していく意向を前面に打ち出した。
米財務長官として初参加したイエレン氏は「米国は国際的な関与を深め、同盟関係の強化に高い優先順位を置く」と表明。気候変動対策では「過去4年と比べ米国は劇的に変化する」と述べ、姿勢の転換を強調した。