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昨年の住民投票で住民の3分の2が娯楽用大麻の合法化に賛成したニュージャージー州。それに合わせ、今年1月1日には州憲法が改正となり、21歳以上の住民の6オンスまでの所持を合法化する条例案も議会を通過した。それでも、この1月、50グラム(約1.8オンス)以下の所持で2378人が逮捕された。11日、ゴッサミストが報じた。
活動家で「NJウィードマン」のあだ名を持つエド・フォーチョンさんもその1人。9000ドルの現金も没収された。「私が大麻を持っているのは当然だ。現金を没収されたのは痛い」と語る。専門家はこうした罪は、後日、棄却されると予想する。「それでも資産没収など、悪影響を及ぼす」と全米市民自由連合(ACLU)の責任者、アモール・シンハ氏は指摘している。
合法化が遅れているのは、21歳未満の住民の処遇を巡って意見が別れているため。黒人議員連盟は、逮捕せず、50ドルの罰金で済ませるよう求めている。マーフィー知事は合意がなければ法案に署名しないとしており、州議会は15日に公聴会を開催し、18日までに意見を調整したい考えだ。その後も、市町村で合法化に基づく販売所の開設などが必要となる。活動家は、医療用大麻の販売所で娯楽用大麻も取り扱うのが手っ取り早いとしており、今年末までには実現するとみている。

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