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日本中央競馬会(JRA)の調教助手らが、新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金を不正受給した疑いがある問題で、JRAが遅くとも昨年秋までに不正が行われている可能性を把握していたとみられることが18日、競馬関係者への取材で分かった。独自の調査や、業界団体への調査要請もしていなかった。
JRAは「調教助手らは調教師に雇われており、管理監督する立場にない」「具体的な受給事例は把握していなかった」と未調査だった理由を説明するが、関係者からは実態解明に後ろ向きだった姿勢を問題視する声もある。
給付金の申請受け付けは昨年5月に始まり、早い時期に受給した人もいた。
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