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日本経済が2021年度中に、新型コロナ感染拡大で落ち込む前の19年10~12月期の水準に戻るとの見方が広がってきた。21年度のGDPの民間予測は平均で前年度比3.9%増。好調な輸出が回復をけん引し、緊急事態宣言の再発令で21年1~3月期は低迷する個人消費も、春以降は堅調に推移するとの見方が多い。
20日までに出そろった民間シンクタンク12社の見通しによると、21年度の実質GDPの伸び率は最高が5.1%、最低でも3.3%となった。15日に内閣府が発表した20年10~12月期のGDPが市場の想定よりも高く、21年度の見通しを上方修正する社が目立った。
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