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【ウィーン共同】イラン核合意の検証に当たる国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は21日、イランが通告通り23日に抜き打ち査察の受け入れを停止した後も、最大3カ月間は必要な確認作業を続けられる取り決めをイランと結んだと話した。イラン訪問後、ウィーンの空港で記者会見した。
イランは核合意に基づき、IAEAによる未申告の施設への抜き打ち査察を認める「追加議定書」を暫定的に履行しているが、IAEAに対し、その履行を23日にやめると通告。グロッシ氏は、履行停止後も、今回の合意によって「必要な確認と監視活動を続けられる」と述べた。
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