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海上保安庁は22日、同庁と米国の沿岸警備隊の巡視船が東京・小笠原諸島周辺で21日に合同訓練を実施したと明らかにした。政府は東・南シナ海で軍事的影響力を強める中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進しており、海保は「日米双方の連携協力がより重要になっている」と強調した。
海保によると、訓練は21日午前9時から3時間余りにわたり、小笠原諸島の周辺海域で、海保の巡視船「あきつしま」(6500t)と沿岸警備隊の巡視船「キンボール」(4500t)が参加した。違法操業する外国漁船の取り締まりを想定。情報共有の方法や追跡、立ち入り検査などの手順を確認した。
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