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元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(66)の役員報酬過少記載事件で、金融商品取引法違反罪に問われた元代表取締役グレゴリー・ケリー被告(64)の公判が24日、東京地裁で開かれた。証人として初出廷した西川広人前社長(67)は「元会長の報酬が低く抑えられており、代わりに退任後に手厚いパッケージを用意することが必要だと思った」と証言し、元会長の報酬文書にサインした経緯を明らかにした。
西川氏は役員報酬個別開示制度が導入された後の2011年ごろ、ケリー被告から退任後の支払い案の策定をサポートするよう持ちかけられたと証言。元会長の前でサインしたという。
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