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架空の改修工事で兵庫県宍粟市の起業家向け補助金100万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元神戸市議の無職村岡龍男被告(60)に神戸地裁姫路支部(畑山靖裁判官)は25日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
検察側は論告で「工事費を負担したように偽り、巧妙で悪質な犯行」と指摘。弁護側は詐取した100万円を弁済し、反省していると執行猶予付き判決を求めていた。
判決によると2017年6月、代表理事を務めていた一般社団法人の事務所の屋根を改修したように装い、偽の工事費用の領収書などを宍粟市に提出して100万円を法人口座に振り込ませた。
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